万が一の火災に備えて、半年ごとに実施している消防避難訓練。
今回は、消防署より職員の方を派遣していただいて訓練を行いました。

毎回、訓練を計画する際には、ある程度の役割分担を決めていました。
出火は厨房を想定し、Aさんは火を発見したら大声で周りに叫んで、Bさんは消火器を持って来て初期消火、Cさんは消防署への通報、他のスタッフはご利用者の誘導・・・といった感じで役割を決めて「はい、スタート!」で訓練を行っていました。

しかし・・実際の火事は予告なしに突然発生し、スタッフの役割分担を決める余裕などありません。
今までの訓練のやり方で、本当の火事の時に対応出来るのだろうか?

そんな疑問を持ち、今回は一切の役割分担は決めませんでした。
「火災が発生したら、その場のスタッフで協力し、ご利用者様を安全に避難させる」
スタッフにはそれだけを伝えて訓練を開始しました。

 

 

 

 

 

 

確かに実際に火事が発生し、その場で考えて協力し合うには、いくつかの課題は残りましたが、思ってたより避難誘導はスムーズに行え、ご利用者様全員を無事に避難させることが出来ました。

一通り避難訓練が終わったら、消防職員の方に消火器をを使って初期消火のレクチャーを受けました。